【実録】セキスイハイムのスマートパワーステーション新築費用を大公開!

セキスイハイムで新築すると実際いくらするの?

インターネットで「セキスイハイム+価格」や「セキスイハイム+新築費用」で調べてみると、坪60万円~80万円程度というサイトが多く抽象的な金額しか出て来ませんよね。

でも考えてみると、坪60万円と80万円では大きく違いますよね。

例えば建坪35坪の住宅であれば・・・

60万円×35坪=2,100万円

80万円×35坪=2,800万円

このように35坪で700万円も差が出てしまいます。

また、展示場に見学に行って大体いくらで建てられるの?って質問しても明確な金額は出てきませんでした。

しかし、当然ですよね。

プランや設備内容など何も決まってないのに営業さんが○○○○万円で建てれますよって言えるわけないですよね。

でも・・・でもですよ、建てる側とすればどの程度の金額がするのか実際知りたいんですよ。

ということで、私が実際に建築したセキスイハイムスマートパワーステーションの新築費用を公開したいと思います。



我が家の設備

まず初めに我が家のセキスイハイムのタイプや設備についてお話します。

なぜ、金額からではなく設備のお話かというと、建物のタイプや設備内容によって、大きく金額が変わってしまうからです。

例えば、外壁がハイムの特徴である磁器タイルにするか塗装外壁にするかでは数百万単位で変わってきます。

他にも、太陽光発電や蓄電池、快適エアリーなど、もっと細かい話になりますと、お風呂のグレードやキッチンのグレードでも数十万単位で変動します。

ですから、できるだけ詳しく設備や仕様などをご説明したうえで新築費用を公開したいと思います。

建物のタイプ

セキスイハイムには鉄骨系のハイムと木質系のツーユーがあります。

また、その中でも色々なタイプがありますので少しご紹介します。

鉄骨系「ハイム」

パルフェ・デシオ・ドマーニ・ハイムBJ・スマートパワーステーション・クレスカーサ

木質系「ツーユー」

グランツーユー・ミオーレ・スマートパワーステーション

我が家の場合は鉄骨系のスマートパワーステーションで建築しました。

通称SPSと言われているタイプで大容量ソーラーを搭載するために屋根が大きくなっています。

我が家の場合は延床面積は36.12坪(119.39㎡)で7.92Kwの太陽光を搭載しています。

ハイムBJやドマーニなどの場合、同じぐらいの建坪では4kw~5kwぐらいだと思いますが、スマートパワーステーションの場合は傾斜角度1°で載せることができる、ソーラーフロンティアのパネルを使用することとSPSの特徴であるロング庇で大容量ソーラーが実現できるようになっています。

外壁

我が家の外壁は磁器タイルのラスティックタイルストレートジョイントを2色使用しています。

外壁を2色使用する場合、ユニットごとに色を変更することができますが、よく見るのは1階と2階で色分けされています。

しかし我が家では1・2階で分けるのではなく「黒・白・黒」というように色分けをしました。

本当はレジデンスタイルが使いたかったんですが、私が建てた時はSラティスとラスティックのストレートジョイントしか選ぶことができなかったのでラスティックにしました。

今はレジデンスタイル選べるんですよね。羨ましい・・・

太陽光ソーラー

太陽光ソーラーパネルは先ほども書きましたが7.92kwです。

スマートパワーステーションを建築される方は10kwオーバーのソーラーを載せている方が多いと思いますが予算の関係上諦めました。

10kw以上のソーラーを載せる場合、5×4ユニットと3×6ユニットを使用した建物でないと10kw載せられる屋根が使用できないんです。

我が家の場合は5×4ユニットと2×7ユニットのため最大で載せれても9.24kwになってしまいます。

どうせ10kwを載せることができないのであれば、ロング庇はあまり好みでなかったので、少し小さい庇にして7.92kwを載せることになりました。

しかし、いま思えば家の中の設備を少し落として建坪を大きくした方が良かったかも・・・

蓄電池

蓄電池はニチコンのe-pocketを付けています。

スマートパワーステーションを建てる理由の一つとしてゼロハイムが決め手でしたから蓄電池はどうしても付けたいと思っていました。

実際つけてどうかというと・・・

 

最高です。

 

電気代の報告などはまたしようと思っていますがゼロハイムは余裕で達成できています。

また、昼間の太陽光発電の電気を蓄電池に貯めておくことができ、地震や災害時でも夜に電気が使用できるのは本当に安心です。

空調システム

セキスイハイムの代名詞ともいえる「あったかハイム」を実現するため快適エアリーを1階と2階に設置しています。

快適エアリーは本当にオススメします。

冬は本当に暖かく暖房の設定温度は24°にしていますがそれでも長袖1枚で十分です。

その他の設備

玄関・・・・・フラットワイドポーチ

キッチン・・・リシェル(リクシル)

お風呂・・・・アドバンス(セキスイ)

階段・・・・・ストレートオープン階段

スマートハイムナビ(HEMS)

我が家のスマートパワーステーション新築費用詳細

セキスイハイムに見積もりを依頼するとこのようなマイホーム計画シートというものを頂けます。

こちらには、ハイム本体工事費、アメニティ設備材料工事費、附帯工事、インテリア、外構、諸費用が記載されています。

契約時には材料費や設計費用、設備費用など、詳細に記載されているお見積書と使用している設備の一覧になっているものを頂き最終確認をしていきます。

品名 金額
構造体・屋根・庇 822万円
外壁・開口・外構 506万円
内装・階段 286万円
設備 492万円
基礎 123万円
据え付け 119万円
アメニティ設備 325万円
本体材料・工事費 2,673万円

建物本体費用が2,673万円でしたので、我が家の建坪36.12で割ると坪単価74万円になりました。

インターネットで調べていた坪単価は60万円~80万円と言うことでしたのでこの範囲内と言うことになります。

しかし、上記はあくまで建物にかかる費用になっています。

その他にも必要な費用がありますので下記に記載します。

附帯工事費 185万円
インテリア 100万円
エクステリア 150万円
諸経費 120万円
業務報酬・申請料 27万円
合計 582万円

建物本体以外で582万円かかりましたので合計3,255万円となり坪単価は90万円となっています。

セキスイハイムの坪単価

セキスイハイムの坪単価をインターネットで調べてみると60万円~80万円となっています。

我が家の場合は、上記でも書きましたが建物費用が2,673万円とその他の費用が582万円かかりましたので合計3,255万円となっており、坪単価は90万円になりました。

インターネットでの情報と実際の金額が坪当たり10万も差が出たの理由は何だったのかというと、インテリアやエクステリア、諸経費が入っていないこと。

また、建築するタイプや設備内容でも変わってきます。

例えばパルフェとSPSではパルフェの方が高額になってしまいます。

また、ドマーニは三角屋根になりますので同じ間取りのハイムBJより300万円以上も高くなってしまいます。

逆にクレスカーサは比較的安い金額にて建築することもできます。

また、設備についても我が家の場合は、蓄電池をつけたり快適エアリーも1・2階に搭載しています。

その他でも、フラットワイドポーチやタイル仕様のテラスバルコニーに、キッチンとお風呂は最上級機種のリシェルとアドバンスなど高額になりやすい設備を導入しています。

グレードを少しづつ下げるだけで数百万単位でコストダウンすることができますから60万円から80万円と言うセキスイハイムの坪単価はあっているのかな?と思います。

まとめ

今回は私が実際に建てたスマートパワーステーションの新築費用について公開させていただきました。

セキスイハイムの見積もりはコンセントにいくらかかるや玄関にいくらなど部品単位で詳細に見積もりをしてくれます。

ですから契約後に大幅な間取り変更や高額な設備変更をしない限り大きく費用が増えることはありません。

実際我が家の場合も数十万円の返金があったぐらいです。

これからセキスイハイムを検討する方の参考にしていただけると幸いです。

我が家はインテリアもエクステリアもセキスイハイムで頼みましたのでその部分も今後ご紹介できればいいなと思っております。

最後にセキスイハイムに住んでみて思ったことは、本当に「あったかハイム」なんだと言うこと。快適な住環境で暮らせる幸せを感じています。

2017年11月7日 【実録】セキスイハイムのスマートパワーステーション新築費用を大公開! はコメントを受け付けていません 不動産・暮らし 住宅購入