土地を持っていない人がハウスメーカーで建築しようとすると、希望する土地が見当たらないという方は結構多いと思います。
実は我が家も子供が小学生だったので転校はせず同じ学区内で建てたいと思っていて土地探しには本当に苦労しました。
では、どのようにして希望する土地を探せばいいのかお教えします。
我が家が土地探しを始めたのは建築する2年ほど前でした。ちょうど希望する学区で土地情報が出ているのを知って、そろそろ「戸建てを建てないとなぁ」と思っていたので一度その売り出し情報を確認すると建築条件付きの土地でした。
セキスイハイムで建築を考えていた我が家はハイムの営業さんにこの学区の土地情報を調べてほしいとお願いしていました。
しかし、結局2年後に自分で探し出した土地に新築することになりました。
なぜハウスメーカーは土地情報を持っていないの?
正直なところハウスメーカーは土地情報をあまり持っていないと思います。最近では分譲も盛んになってきましたが、それまでは、基本的に土地を既に持っている方をお客様対象に考えていたからです。
土地の値段にもよりますが、ハウスメーカーの建物は値段が高額なため土地から購入するとなると4,500万円以上となってしまいます。
ですから、ハウスメーカーは土地からの購入にあまり力を入れていないのです。
では、ハウスメーカーで土地から建てるにはどうすれば良いのでしょうか?
建築条件なしの土地を探す
売り土地の情報を見ていると建築条件付きというのは見たことがあるのではないでしょうか?
建築条件付きとは、決まったハウスメーカーや工務店で建築することを条件として土地の売買を行っている物件です。
これにより、良い土地が見つかっても、自分の希望するハウスメーカーで建てることができないため希望するハウスメーカーがある場合は建築条件なしの土地を探す必要があります。
この建築条件付きを外してもらえる不動産会社もありますが、一般的には売却価格の1割から2割程度土地価格が上がってしまうため現実的ではありません。
では、どのようにして希望する地域で建築条件なしの土地を探せば良いのでしょうか?
希望する地域の土地探し
・ ハウスメーカーの分譲土地を紹介してもらう
・ 地元不動産業者に希望土地を探してもらう
・ インターネットで探す
・ タウンライフ無料資料請求で探す
ハウスメーカーの分譲土地を紹介してもらう
最近ではハウスメーカーも分譲土地にやっと力を入れ出したのか50区画とかの分譲土地を仕入れるようになってきましたので、ハウスメーカーに希望する土地がある場合は紹介してもらうといいと思います。
しかし、多くなってきたと言っても学区まで希望するとなかなか見つかりません。希望する学区があればラッキーという程度で考えておく方が良いでしょう。
残念ながら我が家の場合はハウスメーカーの分譲土地に希望する学区の情報はありませんでした。
地元不動産業者に希望土地を探してもらう
この方法はある程度確実性はあります。しかし、我が家は地元不動産業者に問い合わせたのは建築条件付き土地を建築条件なしで売却してもらえないかどうかだけの確認にしていました。
建築条件を外してもらうとなると1割以上高くなってしまうため結果的には諦めました。
直ぐにでも新築を建てたいという場合は、地元不動産業者への問い合わせは有効だと思います。
インターネットで探す
ネットで「大阪 土地」や「大阪 土地 建築条件なし」などで調べると色々な情報が出てきます。
また、SUUMOやHOME’S、アットホームなど土地情報で建築条件なしの土地情報が出てくる時もありますので、気軽に調べられますから週1回程度調べてみるのも良いと思います。
ただし、インターネットに出ている情報は本来不動産業者が持っている情報の2割程度しか掲載されていません。
条件の良い不動産情報はインターネットに出ることなく売却されているということも知っておいてください。
タウンライフ無料資料請求で探す
このタウンライフは土地の情報や戸建てマンションなど希望する地域の不動産情報を無料で送ってもらえるサービスです。
先ほどもお話しましたが、インターネットで誰でも見られる情報は不動産情報の約2割程度しか掲載されていません。
というのも、売り主や不動産会社の事情で不動産検索サイトでは取り扱わない物件が多いのです。
また、優良物件は広告に掲載せずとも売却できるので非公開にしている場合が多数あります。
しかし、タウンライフでは一般的に不動産検索サイトに公開されていない不動産物件も紹介してもらえます。
ですから、私のような学区まで限定して探されているのであればタウンライフに資料請求してみるのは効果的です。
このタウンライフの良い点は利用者は無料で情報をもらえますし、登録されている不動産会社も審査された優良企業300社となってますから安心して登録することが可能です。
不動産の検討状況によって使い分ける。
上記で4つの方法をご紹介しましたが、不動産の購入をどの程度考えてられるかで探し方も変わります。
1年以内に建てたいという方と、まだ将来的に検討しているだけでは探し方も変えなくてはいけません。
ここではおおよその購入時期によってオススメする方法をご紹介します。
1年以内に購入を検討
消費増税や子供の進学などで1年以内には建てたいという方は、上記に方法をすべて試してください。
不動産の購入は時間がかかります。土地の情報をすでにお持ちの場合は、ハウスメーカーや工務店との打ち合わせだけですが、いざ土地探しとなると1年ではかなり厳しくなってきます。
希望の地域があったからといって慌てて購入してしまうと、日当たりや間取りなどが希望通りではなく後悔してしまうこともあります。
ですから、できるだけ多くの情報を入手するためにも全ての方法を試すことをオススメします。
1年~3年以内での購入を検討
1年~3年以内と言うことであれば全部試す必要はないと思います。
まずして頂きたいのは、インターネットでSUUMOなどのサイトで下調べをすることと、タウンライフの無料資料請求で随時情報を手に入れておくことです。
この2点をしていただければ、希望する土地の坪単価など相場がわかってきますし、優良物件が出てきた時点でハウスメーカーや工務店を決めても良いと思います。
将来は購入するけど時期は決めていない
最後にまだ購入時期まで決めていない方は、インターネットのSUUMOなどで探すだけでいいと思います。
希望する地域の価格の相場観を知るだけでも実際に購入するときの役に立つものです。
ただし、今から多くの情報を知っておきたいと言うことであれば、タウンライフの無料資料請求もしてみてはいかがでしょうか?前もって情報を知っておくのといざ購入検討するときに慌てて情報を手に入れるのでは大きく違います。
まとめ
学区を指定して尚且つ建築条件なしの物件を探そうとすると本当に時間がかかります。
我が家も試せるものはすべて試した結果、2年かかって自分が希望する土地と巡り合うことができました。
学区と建築条件なしの物件は、我が家が購入した土地以外にも5つ程見つけることができましたが、間取りや日当たり、学区内の中でももう少し細かい地区まで検討することができたので今は本当に満足しています。
住宅の購入は人生の中でも大きなイベントです。後悔しないためにもしっかりと調べ時間をかけて情報収集することで満足のいく建築条件なしの土地を探すことができますのでしっかりと情報収集しましょう。