実はハウスメーカーで建築する場合それぞれの会社によって建築するオススメの時期があるのはご存知でしょうか?
皆さんは年末や決算時期であれば値引きに有利と考えると思いますが、はたしてそうなのでしょうか?
確かに、決算や中間決算になると注文を増やさなくてはいけないためハウスメーカーも必死に販売促進を行います。
ですから、もちろん決算前や中間決算の時期に契約するというのは間違いでは無いかもしれません。
しかし、この時期に契約すると言うことは当然他の人と同時期に契約することになります。
必然的に工場の一番忙しい時期での建築になりやすいということになります。
もちろん、セキスイハイムは一流の住宅メーカーですから生産スケジュールはしっかりと考えられています。
でも、せっかくであれば余裕のある時期に生産されている方が良いのではないでしょうか?
では実際にどのあたりが良い建築時期であるのかお話します。
セキスイハイムのフル稼働時期
参照:http://www.sekisuiheim.com/
セキスイハイムは積水化学工業の住宅部門であることは皆さんご存知だと思います。
積水化学工業は決算が3月末、中間決算は9月末となっています。
この時期は工場もフル稼働の状態です。
セキスイハイムの場合、自分の住宅が工場で製造されているのは3日~5日の間です。
また、最終ユニットの製造日から1日~3日で据え付けということになっています。
これは皆さん意外と知らないと思いますが鉄鋼メーカーや協力企業から住宅用の部材が届いてから1週間以内には製造され自身の土地に据え付けが完了していると言うことになります。
そう考えると据え付けの日程が忙しくない時期に建築されるの良いのです。
具体的には、4月中旬から5月中旬までと、10月中旬から11月中旬ぐらいの時期に据え付け工事の日程が入っていると、比較的暇な時期での工場生産になります。
また、暇な時期での据え付けが良い理由はもう一つあります。
据付日が大幅に遅れる可能性
据え付け日程に雨が降っているとセキスイハイムの場合据え付け中止となってしまいます。
我が家の場合は幸い暇な時期(10月下旬)+雨が降らなかったので順調に進みましたので、内装などもゆとりを持って作業して頂けました。
しかし、建築ラッシュ時期になるとそうもいきません。
次の据え付けが3週間後や4週間後になることもあります。
理由としてはセキスイハイムの場合ユニットごとの納入となる為、1邸に対して13台から15台程度、ユニットが多い場合は20台以上のトラックが使用されます。
また、1日で据え付けられる邸数も7邸程度となっており、据え付け当日に雨が降ってしまったので翌日にお願いしますと言っても、次の日は別の据え付けが入っているので出来ないのです。
このことを考えると、建設ラッシュ時期に据え付け中止になると、次の予定がなかなか空かないため、1か月程度遅れてしまう可能性があります。
ですから、据え付け日は少し気にして契約してみるのも良いかもしれません。
まとめ
今回セキスイハイムのオススメの建築時期についてお話させていただきました。
セキスイハイムは一流のハウスメーカーですから、生産スケジュールはしっかりとされていますので品質のバラつきはもちろんないと思います。
しかし、どうせなら忙しい時期ではなく、ゆとりのある時期にしっかりと造ってほしいと思うのも建てる側にとっては考えてしまいます。
ですから、今回はセキスイハイムの工場が比較的暇な時期での建築をオススメさせていただきました。
一度このようなことも考えて打ち合わせしてみるのも良いのではないでしょうか?
あと、中旬にした理由は、セキスイハイムの工場に部材が入ってくるものを考慮して中旬としています。
当然、セキスイハイムで全ての部材を製造しているのではないので鉄鋼メーカーや協力企業の部材部分も暇な時期と考え中旬にしています。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。